Sunday, October 31, 2004

飛行機旅のコツ

こんなことは特に旅なれているとはいえない私ごときが書くことでもないのだが、今回私より旅なれている人に「そんなこともできるのですか?」といわれたので書くことにする。

飛行機旅のとき、特に米国日本などの太平洋横断便のように長距離の場合役に立つヒントを。

まず、自分にとって妥協したくない点をはっきりさせることだ。

私の場合
1.スケジュール、ルートはフレキシブル
2.航空会社は基本的にどこでも良いが実際の飛行機の機種や年代がはっきりわかるもの
3.機内がゆったりしていること
4.安いこと

安いことは意外と一番にあげてもよいのだが、「スケジュールのフレキシビリテイ」と互換性があるともいえるので後で説明する。

1.コレが余裕があるかないかによって精神的なものにも違いがでる。
飛行機は今回も在ったようにチェックインしてからも「キャンセル」はおろか「遅れ」などは日常茶飯事、それよりか、そういう「ハプニングは最初からある」と意識していたほうが良い。
搭乗カウンターでイラ着いて航空会社員と押し問答(怒鳴りあい)している人物はよく見かけるがやはり自分一人が何かイってどうにでもなる問題かどうか考えてみるべきだ。

空港会社は「キャンセルを見越してオーバーブッキング」するのだが、時々予約した人全員がカウンターに現れ、チェックインの遅かったものは予約があるのに「満席です」といわれることが無きにしも非ず。完全に航空会社の手落ちであるが無いものは無い。
こういうとき、スケジュールに余裕のある私は最初に「急ぎではないので明日の午前までに目的地に着くのであれば席を急ぎの人に渡してもいいです。」
とカウンターに言い渡しておく。
もし、定額で購入したゴールド会員などがどうしても、というとき航空会社は私を下ろし、その人を乗せる。私は次回その路線と同じ距離の無料搭乗券とその日の宿泊代、食事代などをもらうのである。
当然次の便には優先で乗れる。ここで主張するとビジネスクラスなどに格上げしてもらうことなども簡単に出来る。
つまり一日程度わざと余裕を開けておくことによって、アップグレードと次回の搭乗券を無料で出来てしまう。(まだ実際にやったことは無いが)

もう一つスケジュールとルートのトリックで大事なのは「お決まりの路線」だけを考慮せずに近隣の空港も候補に入れることだ。
国際線では空港が違っても実際目的地に到着するためのタクシー代などはあまり変わらなかったりする。
日本と西海岸だと一番よくあるのはサンフランかロス路線である。もちろん便は多いが西海岸に行く人は全てこの便で必ずといっていいほど満席。(特に有名航空会社のもの)

ところが今回利用したサンノゼ路線は時間的にはまるっきり変わりなし。
サンノゼはサンフランから車で30分程度。便は少ないがイザとなってサンフラン発になってもたいした違いは無い。サンノゼ便は当然アナ場なので平日便はすいている。
平日便をするのはもちろんだがサンノゼのように小さな空港で乗り換えはシカゴやダラス乗換えと違って心の余裕も違う。

すいているのは出発前日の予約状況をネットで見ても知っているので
「隣に予約を入れないで下さい、または隣の開いている席に変えて下さい」とチェックインの時もしつこく希望を出す。
「保証は出来ませんが・・・」といいつつ、そういう希望のある席の隣は一番最後に割り振るので満席で無い限り空きである。
今回東京便は両隣開き。(コレも凄い)
帰国便は隣開き。
で、エコノミークラス後ろまで見回したところ隣が開いているのは私と一番後ろの人のみ。一番後ろは場所的にトイレやサービスのそばで後ろにも座席があまり倒せないとかいろいろあるのだが、ビジネスクラス直後の席で隣が開いているのは私だけ。
周りは「あの人ラッキー」と思っていたに違いないが、違いは「希望をチェックインの時に伝える」だけで余計なお金を払うわけでもないのだ。

隣が開いているからといって完全に横になれるわけでもないが寝ている人を起こしてトイレに行くのに通してもらうというようなことをしなくていいのでそれだけでも気がらくだ。

2.最近の航空会社のHPには特定の路線に使用されている航空機が明記されているはず。だいたい機種の年代から「ゆったり度」もわかる。
もちろんアメリカンのように「全路線ゆったり」と宣伝している会社もあるがシカゴからのルフトハンザはきつかった。私にとって機内のサービスなどどうでも良い。食事はどこでもまずいし、どうせ10時間しか乗っていないのだ。でも座席がせまいのは困る。私のように日本人としても小さいほうなのにきついという事は「普通サイズの人間を収納するようには設計されていない」航空会社からわざわざチケットを買う必要も無い。
やはりゆとりを持っていれば選択もできるではないか。

3.上と同じ。
今のところアメリカンは短距離国内線を除いて100%エコノミーでもゆったり(昔のビジネスクラス並み)
あの机(というのかな)を倒しても余裕がある。
頭上の荷物収納棚には22インチの持込トランクが収納できるほど。
それからなるべくなら通路側を希望しよう。子供がいて窓際がいいというのはそれでも良いが一人旅なら通路側が便利だ。(どうせほとんど雲しか見えないし)

4.安いこと、は誰でも同じだが、早く予約すればするほど同じ便でも安く買える。
今回一ヶ月待ったらやはり150ドルほど損した。
もちろん微妙なスケジュールの変更などは4月も前にするとあるのだが700ドルと860ドルは結構違う。
ただ、長期の予約期間を置いて割引航空券を購入する場合、「制限がどの程度なのか」よく理解して購入する必要がある。
変更料金だけでなく場合によっては不幸以外の変更が出来ないものもあるからだ。
制限のない航空券は簡単に便の変更が出来る変わりに倍以上の値段を覚悟する必要がある。これらは主にビジネス旅行者が購入するのである。
割引航空券の場合、予約をしたからといって空港に到着するまで何も確認をしないのはやはりいけない。最初に述べたオーバーブッキングの場合、リコンファームしていない「割引券予約」はやはり空港会社としては「通常価格の頻繁に利用するビジネストラベラー」よりプライオリテイが低いのは人情としても理がかなっている。
では、どうすればよいか。
最初から、座席指定。3日前には「座席確認」と銘打ってコンファーム。当日朝にもさらに「スケジュールの変更はありませんか?」と銘打ってさらにリコンファーム。チェックインカウンターには二時間前には到着し「希望の席、または隣に空席のある場所」それから実は余裕があるのでオーバーブッキングならギブアップしても良いことを伝え、万が一その際には「ビジネスクラスアップグレードと次回の無料搭乗券、食事宿泊」を条件にすることである。


結局、余裕のある便でキックアウトされることもなく済んだわけだが、往復900ドル弱の割引券で往復とも二席独占。ビジネス、ファーストクラスでもそんなに広くないから悪くは無い。
帰りの便はしっかり熟睡。
快適な太平洋横断便だった。

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