Monday, November 29, 2004

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My sister, Mrs Gomez, Amy Gomez, Me. Posted by Hello

エイミー・ゴメスはニューオリンズから来た英語教師だった。私は22か23ぐらい。彼女はとても積極的でアクテイブな女性だった。彼女の母が日本に初めて訪問した時に鎌倉を案内したのだ。

エイミーの母はホンジュラスからの移民で一人でガイド会社を運営経営、自分が社長兼ガイドバスドライヴァー兼ガイドという肝っ玉の強い女性だ。
彼女たちの話を聞いて『私にできないはずが無い』と非常に影響を受けた。16歳のときに短期滞在した米国人家族、そしてこの2人に出合うことがなかったら私は絶対に米国人と結婚し、米国に住むという事を実行することはなかっただろう。

もちろん父が外資系会社員で頻繁に海外に旅行し、自宅にも様々な外国人を招待していたので考える機会は小さいときからあったが。

彼女らの話を聞いていると『考えるだけ』と『実際に自分のやりたいことを実行する』ということに『大きな違い』があることがよくわかるのだ。

ゴメス夫人はほとんど英語も危なっかしいのに『成功するチャンスを求めて米国に移民』。そして自分の努力でそのチャンスを勝ち取り自分の物にした。娘のエイミーを私の娘だから、ときちんと『英語とスペイン語を両方正しく話す』ことを指導し、大学に送りきちんと卒業させた。エイミーはニューオリンズという土地柄もあり仏語も同じように流暢であった。

教育もなく、どのような国かも知らない場所にひとりで移住し、自分のビジネスを始める。そして米国にはそれを受け入れ、成功する余地がある。それなりにきちんと教育を受け、最低の語学能力があり米国文化や他国文化に敏感に育てられた私がゴメス夫人に劣ることなどあるだろうか?

無い。

つまり、自分の実行と努力以外に違いは何も無いのだ。


これを意識できたことは私にとって人生最大の悟りといっても良い。

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もともと何か問題があれば悩むより先に『どうすれば解決できるか』を考えるように仕込まれた私。つまり自分の努力や機転、考え方を変えることによってどうにでもなる問題が実はたくさんあるのだ。そしてそれらは私にとってはさほど『問題』のうちには含まれないのだ。

ああ~。問題ばかりで融通の効かない世界に意味もなく無理にしがみつく必要はない。自分の能力を認めてくれる、生かせる場所が世界中にはいくらでもあり、そこを見つけて自分で行けばいいのだ。
なんと簡単な事。
コロンブスの卵。

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というわけで今の私がある。

別に私は独立企業家でもなんでもないがストレスもなく毎日幸せに、そして多分死ぬまで金銭的に困ることも無いだろう。二人の子供たちはそれなりに可愛くてそれなりに頭も良い。主人は限りなくわがままを許してくれる。
これ以上の人生は意外と億万長者でも送っていないことがよくわかっているので非常に満足だ。

そして、人々は究極的にはそれを求めているのではないかと思ってしまう。

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