Wednesday, November 03, 2004

"Sleeping Beauty" summary, by CGS

後日談:11/3
眠り姫シリーズ。
第二巻。「お仕置き」のパターンが同じで間延び、とかいいつつ一番最後の章をよく読んで居なかったらしい。
で、下に書いたサマリーに誤りがあることが判明。

ピアス-下にはなしと書いたが、第二巻最終章でビューテイとトリスタンの耳にやはりピアスが施されました。(あると思ったんだよね。)

この最終章、まるで前後に関係なく付け足されたようなシーンなのだがそれだけ読むととてもエキゾな章だった。そしてサマリーに付け足すべきプレーも。

食べ物によるプレー-あり。この章で蜂蜜と果物・・・果物はお決まりの葡萄、メロン、ピーチ、ベリーの類。欧米にはこれらの果物を「アフロデイジアック≫媚薬」として使用する文化が多分エジプト文化時代からあるので、この部分も日本人から見ると適当のような果実の選択にちゃんと意味があることを理解してもらいたい。
それから欧米では同じく果物だけでなく、蜂蜜、クリームのみというのもあります。(つまりホイップクリーム。特に米国ではスプレー缶形式のホイップクリームやチョコレートクリーム、チーズなどが、だいたいどんな家庭にもあるので手軽なのです。-笑)
だから、文化としてもこの項目はどこかに入れないといけない。(で、あとで付け足したんだろうか、まるっきり二巻全体とも三巻の導入としても意味が無い。けど面白い。実際正直言ってコレは思いつかなかった。)

ますます、眠り姫はトリスタンの所にお嫁に行って欲しかった気がする。
というわけで、ここまでが11/3追加のサマリーです。


アン・ライスの眠り姫(そう、英語では「スリーピング・ビューテイ」と言います。)

エロ本、読み物としての感想は既に書いたとおりだが客観的にどのような内容か、簡単にまとめてみた。

会話---長くて多い。エロ本としての興奮度は低い。ただしローレンが支配する時の命令は例外。
登場人物---不必要に多い。
人物の構築---トリスタンとローレンのみ。主役のビューテイはほとんど皆無。

卑猥言葉(いわゆる米国で4文字言葉とされる通常会話で使ってはいけないとされる単語)
---皆無。で、それが余計淫靡。ただ、男性自身をさすC言葉と呪い言葉のD言葉はあり。本の中でC言葉は男性同士では使っていた。
現在ではそういう風潮なのか?男は男性だけのとき4文字言葉を使用しても女性の前では使用しないルールの人も結構多いのでそのルールに従って書かれていると考えることも出来る。対である女性を現すC言葉のほうは一度も使用されていない。

行為におけるセクシュアリテイのヴァリエーション----全てあり、ヘテロ、バイ、ホモセクシュアル。ところが登場人物全てバイセクシュアル。ビューテイも例外にあらず。まるでおまけのようにビューテイのレズビアン行為あり。男はもっと「女同士の」が見たいはず。
何時、彼女は他の女性を開発教育するほどプロになったのかさっぱりわからない。未だにわからない。それが不満の一つ。
トリスタンやローレン、特に最初はヘテロだったようなローレンがなぜにトリスタンやレクシウス、ジェラードにアレだけ積極的になってしまうのもさっぱり理解できず。いきなり男女選り取りの中でビューテイと行為に及んだトリスタンもなんとなくホモセクシュアルのようでありながらビューテイとはまるっきり問題なく楽しんでいたし???が飛び交いまくり。それどころかトリスタンが「1回じゃなく6回ぐらい出来たかも。そうするべきだった。」(!)という台詞さえ言っている。相手が美人なら男女性別はどうでもいいというなら別だが。

グループ---あり。3人から多人数の乱交まで。でもそれがあたりまえなので興奮度はゼロ。
覗き---厳密にはなし。でも他人の行為を見る描写あり。興奮度低い。
おおー今思い出した。トリスタンのご主人は彼を愛するあまり彼を愛し合った後、彼がビューテイに会いたいという希望をかなえてあげるのだが、自分のベッドチェンバーを貸しながら2ウエイミラーで覗いていたのだ。(ジェラシーなし。ジェネラスなご主人)でもそれで「彼は何をしていた」とは書いてないのでなぜにそんな文章があるのかさっぱりわからない。そうだ、よく考えれば、トリスタンはここでもビューテイと積極的に数回・・・
レイプ---あり。ビューテイ以外はすべてホモセクシュアルのレイプ。でもほとんど抵抗なしなので興奮度低い。
SM---あり。本の主題。
鞭打ち---あり。素手、鞭、皮ひも、パドル、皮ストラップ・ベルト...あくまで流血はなし。
やけど、流血、窒息などのミューティレイション---なし。
獣姦---なし。でもそれに限りなく近いのは奴隷が馬の代わりに使われること。
束縛---あり。でもヴァラエテイに限りあり。ロープ縛りはほとんどなし。皮ひもで手首や足をしばられる程度。ただ男たちが馬になるところは本のなかで一番面白い。興奮度満点馬具あり。クランピングは男女ともにあり。
排泄行為---なし。女性の生理、妊娠出産などもなし
入浴---自分ではほとんどなし。(ああ、一回だけ描写がある)他人に洗われる、マッサージされる、手入れされるのはあり。
マスターベイション---自分によるものはほとんど無し。作者がカトリックだからか??ビューテイが行為中に相手に摩擦するのはマスターベイションとは言えないと判断するなら皆無。
他人によるものはあり。双方によるものもあり。でも、米国ではコレはセックスに数えるんだよね。
体位のヴァリエーション---普通の行為が少ないのであまりなし。
描写のなかで唯一、自分でよく頭のなかで想像できなかったのはトリスタンとビューテイの立位。2人とも後ろ手に縛られていて周りに他の奴隷と移動中のバランスのとりにくい荷車立っている状態。自分の経験研究不足を恥じ入りながら、トリスタンがいかにしてビューテイを支えたのかマッタク謎。
オーラル---あり。読んでるだけであごと首が疲れるほど。特に男同士の。でも新しいテクニックの発明開発説明はなし。女医姉妹バーマンのテレビ番組ほうが詳細に解説していた。 そうです。米国のお茶の間では女性のために女医が詳しく説明してくれて、参加カップルはそれで2週間実験。効果があるかどうか男女とも報告するのです。
浣腸---あり。でも描写はあくまでも控えめでグロはなし。
割礼行為---なし。でも、最近問題になった女性の「切除」についての説明あり。
フィストフ○○○---あり。でも、描写は控えめ。ローレンはまるで抵抗無し。(!)ビューテイはちゃんと見逃さなかった。
異物挿入---あり。張型。でも真鍮のボールと短刀の柄もあり。されるのは90%男。
ピアスとタトゥ---なし。ビューテイにイヤリングつけたけど、ピアスとは書いていない。レクシウスはピアスを耳にしているみたいだけどそれだけ。プリンスや他の登場人物にピアスなし。刺青なし。
(刺青とピアスはこちらではフェチの一つです。うちは主人が乳首にピアスをするといっている。「乳首とは言わずにもっと痛む場所があるでしょう?」「・・・」コレは賭けしようと密かに思っている。こういう痛みに女は、特に出産経験者は強い。刺青師はいつも「男は小さい刺青で失神することが在るけど、女性で失神する人はいない」とよく言う。)
くすぐり---あり。私はどうでもいいと思いましたが一応一章割かれているので。
意図的な誘惑---これがほとんどなし。というか不満の原因の二つ目。SM行為でも支配者も服従者も「誘惑の芸術」はエロスの基本でしょう。 それが無いから、なんとなく動物的。競走馬の交配のドキュメンタリーを科学チャンネルで見ているみたい。(そういうのもお茶の間で見ます。)話題にもどって
トリスタンとローレンもお互い惹かれあうなら、2人きりになった所でちょっとどちらかが誘惑とか。全然なし。ローレンが一方的にキスするだけ。自分が誘惑に負けただけでトリスタンを誘惑しているとは言えない。トリスタンに恋してしまうニコラスも特に誘惑はなし。奴隷であるトリスタンを混乱させるほどの芸術は皆無。
わずかにレクシウスが二回目にローレンと2人きりになったところで「お手柔らかに」と頼むところは支配するつもりのローレンの膝をがくがくにするほど色っぽくは無いし。ローレンはわずかに「もちろん。僕がそうしたいと思えばね。」台詞はそれでいいけど実はがくがく、って言うのが無い。終わってからは完全に自分の物、って言う心理は説明されているけど彼のレクシウスに対する誘惑もない。
その後、ローレンはトリスタンも連れてこさせ3人になるのにスケベさも緊張感もほとんど無し。
ビューテイには求婚者の王子を「物色」するシーンがあるのにまるで「誘惑の技術」なし。若いからしょうがないけど。ローレンはやれば出来そうなのに、もっと読むほうがそそられるほどにビューテイを誘惑してくれないと。特に最後で2人が幸せになることはわかってるんだから、ビューテイをじらすとか。(いや、彼は早く自分のベッドチェンバーにビューテイをつれて帰りたかったから急いでいた。と説明がしてある。もったいない。)
嫉妬---そうそう、これも皆無。みなジェラスじゃなくてジェネラス。仲良く分け合ってます。(爆)だから、どうせならビューテイとローレンとトリスタン(と奴隷になったレクシウス)というのが見られなかったのは残念。特にビューテイはローレンがトリスタンとレクシウスを支配する所を目撃しているだけ。(もったいない!!!話として?それともビューテイが頭空っぽ?いくら彼女がブロンドだからってここでケチってブロンドジョークはないでしょう?)それで、トリスタンとレクシウスに嫉妬や羨ましさを感じるわけでもないし、そこでビューテイを選ばないローレンに歯がゆさを感じたりもしない。ローレンはあとでビューテイを2人きりのとき、というのがあるからいいけど。こういう心理をジェラスでもエンヴィーでもジェネラスでもいいからちゃんと描写してくれるだけで、あとでビューテイがローレンが求婚に来たときにドラマが描けるではないの・・・
ところが、それが無いから振り返ってローレンがいるのをみてそのまま「ローレン!」と単純に喜んでしまうとは。
自分の代わりにトリスタン、レクシウスをシバいたローレンをシバくとか。それこそここでビッチスラップを使って欲しいのよ~!ブロンドのビューテイにはぴったり。頭のよさそうで結構複雑なローレンが何ヶ月ビューテイで満足できるかどうか、非常に疑問です。(後で、私が替わってあげるわよ。ビューテイ。)

トリスタンが二人のもとに開放されて帰国する途中に二人を訪問するといいとおもいます。

というわけです。


本のデータ
Anne Rice writeing as A.N. Roquelaure
Sleeping beauty novels

"The claiming of Sleeping Beauty" I ISBN0-452-28142-3
"Beauty's Punishment" II ISBN 0-452-28143-1
"Beauty's Release" III ISBN 0-452--28145-8

A PLUME BOOK

三冊セット ISBN0-452-15661-0


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